バストアップの秘訣

 

ホルモン次第で今からでもバストアップは間に合う

豊かでふくよかなバストと、大きくまろやかなヒップは、ともに女性の美しさの
シンボルといえます。なぜ女性美のシンボルかというと、それは「母体」としての
素晴らしさを示すものだからです。
大きなお尻は、子宮を守る骨盤の丈夫さをあらわし、豊かなバストはいうまでもなく
赤ちゃんを育てる母乳の豊富さを意味しています。

 

思春期に胸が膨らみ始めるのは、結婚→妊娠への準備段階に入ったということです。
また妊娠によってさらに胸が大きくなりのは、まさに授乳のためにほかなりません。
男性が豊かなバストの女性に憧れるのも、意識するしないにかかわらず、よい子孫を
残したいという願望のあらわれだといえます。
このことは極々当たり前のことなのですが、この基本をしっかり踏まえずに、ただ
きれいな形の乳房を作ろうとすると、とんでもない失敗を招きかねません。最近は
整形美容の技術も大変進んできましたが、胸にシリコンを入れたところで、胸の持つ
本来の役割はなんら果たすことができないのです。
また、女性ホルモンの服用や、卵巣や胎盤の移植などによって一時的な妊娠状態を
作り出したりして、乳房を大きくする方法なども試みられていますが、効果の持続性
や副作用などの点で大いに問題が残ります。
なぜなら、いずれの方法も、妊娠→出産→授乳というプロセスに本当の意味でプラス
になるものではないからです。

 

人間の成長にはリズムがあり、タイミングがあります。あなたも成長の過程で、
ある時期は背がグンと大きく伸びたり、又あるときは肉が付いて体重が増えたりと
いうリズムがあったことを経験されているはずです。
乳房も、その例外ではありません。形よく、きれいなバストを作る際にもやはり
タイミングがあるのです。
一番良いのは、思春期の乳房が最も成長する時期に合わせてバストアップの環境を
最大限に整えてやることです。
乳房の成長に欠かせないのは、ホルモン、代謝バランス、栄養補給の三つです。
この三つが順調であれば、理想的な形の良い乳房を作ることができます。
遺伝の要素も大きいのではないかと考えられがちですが、乳房の大小と遺伝との
直接的な因果関係は認められていません。

 

現代の日本では普通の食生活をしていれば、栄養失調に陥ることなど考えられません
から、問題はホルモンの量とバランスということになります。自然の恵みによって
ホルモンが十分に分泌しさえすれば、艶とハリのあるきれいな乳房に育ちます。
日本の女性の場合、バストラインが一番美しいのは20台の前半といわれます。
この頃は乳腺7に対して脂肪が3の割合で構成されており、弾力性、張り、艶と
ともにベストの状態にsるのです。この時期はまた、ホルモン分泌も理想的な
バランスを保っています。その後年齢ともに脂肪が増し、逆に乳腺は退化してしまう
ために、どうしても乳房は垂れ気味になります。

 

また、妊娠すると乳腺が張って乳房が大きくなる一方、授乳期が終わると、自然の
なりゆきで乳腺は衰えるものです。このときに、ホルモンが新たにバランスよく分泌
されないと、乳腺が刺激されないために、乳房の重みに耐え切れなくなって、バスト
が垂れ出してしまいます。その一方では妊娠して、きちんと授乳を経験しても、
バストラインがきれいに保たれたままの人が結構いるものです。それも全て、ホルモン
バランスのなせる業といっていいでしょう。

 

たとえ何歳であろうとも、女性は妊娠するとバストが必ず大きくなります。つまり、
ホルモンがバランスよく分泌されさえすれば、バストアップは実現できるのです。
「赤ちゃんも産んだし、母乳で育てたから、もう昔のような張りのあるバストは無理」
などど諦めることはありません。ホルモンバランスさえ回復できれば、以前のように
形の良い若々しい乳房が取り戻せます。